<大相撲十一月場所>◇十三日目◇25日◇福岡・福岡国際センター
前頭十枚目・千代翔馬(九重)が前頭十六枚目・照強(伊勢ヶ濱)を寄り切りで下した一番で、土俵際で千代翔馬が咄嗟に手を差し伸べ、照強の落下を防ぐ一幕があった。咄嗟の気遣いを見せた千代翔馬にファンもほっこりしたようで、ネット上では「やさしい」「踏みとどまった」といった声が寄せられた。
立ち合いもろ手で当たった千代翔馬。中に入ろうとする照強を突き放すと、いなしてから押して攻め、最後は土俵際で寄り切って6勝目の勝ち星を挙げた。勝負が決した際、照強は土俵下へと勢いよく落下しそうになったものの、千代翔馬が照強のまわし、さらに左腕をしっかりとつかんで支え、落下を防いだ。敗れた照強は初日から13連敗となる黒星を喫した。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山はここまで全敗の照強について「立ち合いの動き、中に入ろうという意欲が少し欠けていますね。やっぱり調子が悪いんですかね」と照強の不調に言及。続けて「千代翔馬さんの押しは結構キツいんですよ。そこでも(照強は)悪あがきじゃないけど、『残ろう』といういつもの姿が見れませんね」と語った。
照強の落下を防いだ千代翔馬の気遣いに、視聴者からは「やさしい」「踏みとどまった」「優しさ」「お手手繋いだ」といったコメントが相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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