<大相撲十一月場所>◇十四日目◇26日◇福岡・福岡国際センター
前頭六枚目・竜電(高田川)が、小結・大栄翔(追手風)を寄り切りで下した一番で、土俵際に追い込まれた竜電が体を大きく回転させて切り返し、ピンチをしのぐ場面があった。その瞬間館内は沸き、視聴者も「くるりんぱ」「すげぇ」とリアクションしていた。
【映像】力士がカメラに背を向けてからの「くるりんぱ」に館内大興奮
立ち合いから激しい相撲を繰り広げる両力士。大栄翔が上から叩くと、竜電はバランスを崩し土俵際へと追い込まれた。しかし踏ん張りを見せ、体を回転させるとまた組み相撲となり、最後は寄り切りで大栄翔に土をつけた。「勝負の途中で竜電の爪先が出たのでは」と物言いがついたが、軍配通り竜電の勝利。竜電は9勝目、大栄翔は8敗と負け越しが決まった。
熱戦に館内は大いに沸いた。ABEMAで解説を務めていた元横綱・若乃花の花田虎上氏も竜電の粘り強い相撲を受け「大栄翔にいなされても良く残りましたよね」と称賛のコメント。それから「最後、竜電は大栄翔の顎の下につけていたので、上体が浮き、前へと出やすくなっていました」と話した。
視聴者からも「これは竜電を褒めるべき」「体制変えるのさすがに上手いな竜電」「何で残れるんだw」「くるりんでん」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗




