阿炎が悲願の初Vで男泣き「迷惑しかかけてこなかったので…」師匠・元関脇寺尾への思いを聞かれ
【映像】優勝インタビュー 師匠への思いを聞かれ阿炎が男泣き

大相撲十一月場所>◇千秋楽◇27日◇福岡・福岡国際センター

 3力士による優勝決定ともえ戦の末に、前頭九枚目・阿炎(錣山)が初優勝を決めた。優勝インタビューでは師匠である元関脇・寺尾の錣山親方への思いについて聞かれると、たまらず涙をこぼす場面も。視聴者からは「泣けるよね・・」「あのやんちゃだった阿炎が泣いてる」などの声が寄せられていた。

【映像】優勝インタビュー 師匠への思いを聞かれ阿炎が男泣き

 千秋楽まで2敗と単独トップを走っていた前頭筆頭・高安(田子ノ浦)を追う形となっていた阿炎は、直接対決を制し、優勝決定戦へともつれこんだ。さらに結びの一番で同じく星の差一つで追う大関・貴景勝(常盤山)が、関脇・若隆景(荒汐)を叩き込みで下したため、3人による優勝決定ともえ戦となった。

 28年ぶりのともえ戦で2連勝を飾り、初優勝を決めたのは阿炎。2020年7月、日本相撲協会の新型コロナウイルス感染予防ガイドライン違反が発覚し、3場所出場停止の処分を受け、翌年春場所に幕下から再出発。今年の秋場所は足首のけがなどで初日から休場しており、九州場所は復帰の場所となった。

 優勝インタビューで師匠である元関脇寺尾の錣山親方への思いについて聞かれると、阿炎は「迷惑しかかけてこなかったので…少しでも喜んでもらえたらいいなと思います」と話した後、堪えきれず溢れる涙を拭っていた。さらに「錣山親方が今場所、休場中。どういう風に報告したいですか?」と聞かれると「まだ、病院にいると思うので、電話は出来ないので、メールで“お陰様で”と伝えたいと思います」と明かした。
ABEMA/大相撲チャンネル)

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阿炎が悲願の初Vで男泣き「迷惑しかかけてこなかったので…」師匠・元関脇寺尾への思いを聞かれ