勝機を得たと感じたら、もう迷わない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」11月28日の第1試合、TEAM雷電・本田朋広（連盟）の鋭い攻めがファンを沸かせ、大きな声援と勝利を呼び込んだ。
本田は東2局1本場、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾（協会）の親リーチに追っかけて勝負を挑む。待ち牌の2・5筒は山に6枚とごっそり、本田は2筒を一発でツモってリーチ・一発・ツモ・平和・赤・裏ドラの1万2000点（＋300点）のアガリ。さらに東4局1本場はカン8索待ちでテンパイし、リーチを決断すると、またも一発ツモでリーチ・一発・ツモの4000点（＋300点）をゲットした。
カンチャン待ちも厭わずストレートな攻め、見事に2度目の一発を決めた本田には「おおおおおお一発ｗｗ」「いいぞおおお！」「かっけーよ！」「イケメンすぎ」と多数の声援が投げかけられた。
極めつきは南3局2本場。KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典（連盟）にトップ目を奪われた本田は、自風の西をポン、マンズを払い、ソウズを集めてホンイツへ。南・西・ホンイツ・赤をテンパイすると、ここでも前進に迷いはなかった。リーチ者の堀に対して無筋のドラ一万を引くが、これをプッシュ。直後に堀が南を掴み、本田は8000点（＋600点）のアガリ。再びトップ目に立つと、視聴者からは「かっこいい」「本田さんまじで良い！」「これは強い！」「去年の本田はどこいったんだ！！！」「本田さんいい麻雀してるぅぅ！」と絶賛の声が。
これで3連勝を決めた本田、勝利者インタビューでは目標を「5連勝」と大きく掲げた。解説の土田浩翔（最高位戦）は「楽しみな（連勝の）始まりですね、ずっとトップだったりしてね」と、今後の活躍に大いに期待を寄せ、目を細めていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
