藤井聡太竜王 対 伊藤匠五段 注目の20歳対決は序盤から超激戦「角換わり」午前中で83手まで進む猛スピード/将棋・棋王戦挑決T
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 将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントの敗者復活戦が11月29日に行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と伊藤匠五段(20)が現在対局中だ。注目の戦型は角換わりに。伊藤五段が早々に仕掛け、午前中から藤井玉に王手がかかる展開に。お互いの研究がぶつかり合う超激戦が早々と繰り広げられている。

【中継】第48期棋王戦コナミグループ杯 挑戦者決定T敗者復活戦 藤井聡太竜王対伊藤匠五段

 藤井竜王と伊藤五段は同じ2002年生まれの同学年。プロ入りは2016年10月の藤井竜王が、2020年10月の伊藤五段より4年早い。史上最年少で四段昇段を果たした藤井竜王は、直後から史上最多の29連勝をはじめ、数々の最年少記録を樹立。現在は8つあるタイトルのうち5つを占め、将棋界の頂点に君臨している。伊藤五段もプロ入り後は好成績を収めており、通算100局を超えても勝率7割以上をキープしている。

 小学生時代には全国大会でも対戦経験がある両者だが、プロ入り後はNHK杯テレビ将棋トーナメントで1回戦い、この時は藤井竜王が勝利している。今年度の成績は藤井竜王が25勝7敗、勝率.7812。伊藤五段は26勝10敗で勝率.7222。対戦相手のレベルこそ違うが、数字の上では拮抗している。

 戦型は角換わりになったが両者の研究がぶつかり合い、指し手は猛烈なペースで進んだ。過去に第70期王座戦五番勝負の第2局、豊島将之九段(32)の先手、永瀬拓矢王座(30)の後手で指された一局を辿るように67手目まで同じ進行。68手目でようやく前例を離れた。ここまで対局開始からわずか58分という超スピードで、形勢も互角。両者にとってはここからが本格的な勝負ということのようだ。

 本局の持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は藤井竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【昼食の注文】

藤井聡太竜王 五目焼きそば(きくらげ抜き) 伊藤匠五段 豚生姜焼き弁当

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太竜王 29分(残り3時間31分) 伊藤匠五段 45分(残り3時間15分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第48期棋王戦コナミグループ杯 挑戦者決定T敗者復活戦 藤井聡太竜王対伊藤匠五段
【中継】第48期棋王戦コナミグループ杯 挑戦者決定T敗者復活戦 藤井聡太竜王対伊藤匠五段
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