低迷するチームで孤軍奮闘、堂々とした戦いぶりにファンは沸いた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」12月5日の第1試合、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)が一発ツモで跳満をアガり、そのド派手さと凛々しい顔つきに多くの反響が寄せられた。
場面は東2局。配牌は赤1枚こそあれ凡庸だったものの、岡田は押し寄せる好ツモを活かして8巡目に先制リーチ。さらに一発ツモでリーチ・一発・ツモ・平和・赤・ドラの1万2000点、跳満のアガリを完成させた。裏ドラをめくる際には岡田の“決め顔”が映し出され、視聴者からは「どやったぁあああ」「ナイスおかぴー!」「見せてくれるねえ」と多数のコメントが。
これを見た解説の土田浩翔(最高位戦)は「始まる前、卓で椅子の調整をしている時の“黙想”っていうんですかね、ずーっとやってましたからね」と、岡田の試合前のルーティンに触れ、その集中力の高さについて感心していた。
岡田は最年少リーガーながら、戦いぶりや、チャンスの際に見せる気迫はすでにトッププロ然としたもの。現役モデル雀士の鮮やかな一発・跳満ツモにファンが沸き、解説が唸った一幕だった。
なおこの試合は岡田がこの加点を活かし、優位に試合を進め、トップを獲得している。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)