国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2022」のファイナル2nd Stageが12月11日に行われ、前年優勝の瀬戸熊直樹が連覇を達成した。
2nd StageのA卓を抜け決勝卓に臨んだ瀬戸熊は、競り合いが続く東場で耐えると、互いに点棒の取り合いが続き、南3局1本場に入ったところでは、全員が2万点台の大接戦。ここで鈴木大介が親の満貫をアガり一歩抜け出したところ、南3局2本場で大チャンスが巡ってきた。9巡目に高目一気通貫のリーチを打つと、2巡後に手首をクルッと返してアガリ牌を卓に叩きつけるトルネードツモが炸裂。高目の1索を引き入れて、リーチ・平和・ツモ・一気通貫・裏ドラの跳満、1万2000点（＋600点）で逆転した。2着の鈴木に4700点差をつけて迎えたオーラスの親番は細心の注意を払ったノーテン流局。現システムになってから初の連覇を成し遂げた。
試合後、瀬戸熊は「すごいメンツになってやりがいあるなと思って、一歩も引かずに打とうと思いました。本当に僕は先輩とか友人とかライバルに恵まれました。昨年は不調の中、苦しんで苦しんで、みなさんの応援で取らせていただいたんですが、今期は楽しく楽しくできたんで、また来年は3連覇を目指します」とコメント。前年は涙の初優勝だったが、今年は解説していたライバル多井隆晴が大泣きする中、笑顔を絶やさなかった。
【決勝結果】
1位 瀬戸熊直樹
2位 鈴木大介
3位 友添敏之
4位 前原雄大
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
