【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント準決勝】アルゼンチン3－0クロアチア（日本時間12月14日／ルサイル スタジアム）
FIFA ワールドカップ カタール 2022 準決勝のアルゼンチンvsクロアチアが行われ、リオネル・メッシ（パリ サンジェルマン／フランス）の1ゴール1アシストなどでアルゼンチンが勝利している。
世界ランキング3位のアルゼンチンは、本大会初戦サウジアラビア戦でまさかの敗戦を喫するもその後は順調に勝ち進み、グループCを首位通過。ベスト16ではオーストラリアを2-1で破り、準々決勝ではオランダを相手に試合終盤に追いつかれたものの、PK戦で勝利して2大会ぶりのベスト4進出を決めた。
対して、前回大会準優勝のクロアチアは、グループFを2位通過。ラウンド16で日本、準々決勝で優勝候補ブラジルをPK戦で倒して2大会連続の準決勝へと駒を進めた。
前々回のMVPであるメッシと前回のMVPであるルカ・モドリッチ（レアル マドリード／スペイン）の10番対決に注目が集まる一戦は、静かな立ち上がりとなった。
しかし34分、フリアン・アルバレス（マンチェスターシティ／イングランド）が裏に抜け出したところで、ドミニク・リバコビッチ（ディナモ ザグレブ／クロアチア）と交錯。これで獲得したPKをメッシが冷静に沈めた。この得点でメッシは、ガブリエル・バティストゥータ氏の持つW杯通算得点記録を抜いて11得点目。メッシのメモリアル弾でアルゼンチンが先制した。
さらに39分には自陣でボールを持ったアルバレスが、ドリブルで相手のボックス内まで運ぶと、一度はコントロールを失いながらもこぼれてきたボールを蹴り込み2点目。アルゼンチンがリードを広げて試合を折り返した。
後半は両チーム共に選手を入れ替えながら時間を進めていく。迎えた69分、右サイドでボールを受けたメッシがドリブル突破からラストパスを送ると、これをアルバレスがプッシュし、試合の大勢を決定づける3点目を奪う。
3点ビハインドとなったクロアチアは、81分にモドリッチを下げる決断を下した。フレッシュな選手と投入してゴールを目指したが、ネットを揺らすことはできずに試合は終了。アルゼンチンがメッシの1ゴール1アシストの活躍で、2大会ぶりとなる決勝進出を決めている。
（ABEMA／FIFA ワールドカップ カタール 2022）
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