MCの有田哲平(くりぃむしちゅー)が芸人として個人事務所を設立し独立した先駆けである爆笑問題について、当時のことを振り返った。
12月16日(金)よる9時より、ABEMAにてオリジナルバラエティ番組『有田哲平の引退TV』#3が放送。
同番組は“引退”を決意したくりぃむしちゅー・有田哲平による異色のオリジナルバラエティ番組。「きわめて近い将来引退をします」という有田の“引退宣言”から幕を開けた本番組では、有田が共に一線を退くべきではないかと考える芸能人に引退勧告を行っていく。有田と共にMCを務めるのはフワちゃん。なお数々のヒット番組を手掛けてきたディレクター・名城ラリータ氏が総合演出を務める。
今回番組が引退勧告を行ったのはさらば青春の光・森田哲矢。森田は2013年に松竹芸能を退社し、現在は個人事務所の社長も務めている。
「芸人で個人事務所で独立したのって有田さんが一番最初?」と尋ねるフワちゃんに「違うよ、爆笑問題だよ」と答える有田。「爆笑問題がまずやって、簡単に干されてるワケだからね」と当時のことを振り返った。
「すごいのが出てきた」と言われ、めちゃくちゃ勢いに乗っていたという若手の頃の爆笑問題。しかし事務所を辞めたことで“事務所を辞めるのはそういうことだから”と仕事が無くなり「俺たち一個下の世代に入って来た」と明かした。
そんな爆笑問題に、当時「なんで?先輩なのに」と感じていたと言う有田。後輩の中に入らなければならいという状況で「本当ならプライドも許さないと思うのよね」と当時の彼らの心中を察し「でも、その中で全力でやってるわけよ。なんなら俺たちよりも経験が豊富だから、全力でやったら絶対(彼らが)勝つよね。プライドを捨ててやったってことが爆笑問題さんの成功の秘訣なんだとは思う」と語った。
それを聞いて「“干され”みたいなのに打ち勝ったってことか」と噛み砕いて理解するフワちゃんに「そうそうそう。もう1回0から行った」と頷く有田。今回のゲスト森田のことも「フワっと出てきた関西の面白い人って感じに想うかもしれないけど、とんでもない革命児なのかもしれないよ」と話した。
そんな森田の芸人としての野望と経営者としての戦略、さらに『引退』という言葉であぶり出される彼の哲学と本音――。続きはABEMAにて配信中だ。