藤井聡太竜王、首位堅守なるか 棋王戦挑戦権争いを繰り広げる佐藤天彦九段と6回戦で激突/将棋・順位戦A級 将棋藤井聡太,佐藤天彦 2022/12/23 10:06 拡大する 将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は12月23日、順位戦A級6回戦で佐藤天彦九段(34)と午前10時から対局を開始した。現在、棋王戦コナミグループ杯の挑戦者決定二番勝負を戦う両者が、戦いの舞台を順位戦に移して激突。リーグ4勝1敗で単独首位に立つ藤井竜王が、初の名人挑戦に向けて前進することができるか。1勝4敗の佐藤九段が勝ち星を奪うか。【中継】藤井竜王と佐藤九段がA級6回戦で激突 藤井竜王は2016年10月に四段昇段。第35期竜王(1組以上:2期)、順位戦A級(A級以上:1期)。12月2・3日に行われた竜王戦七番勝負第6局で防衛を果たし、タイトルは通算11期に。現在最多の五冠保持者だ。棋戦優勝は今期の将棋日本シリーズ初優勝を含む6回。初参戦となった今期の順位戦A級では、開幕戦の佐藤康光九段(53)戦に勝利。2回戦で振り飛車党の菅井竜也八段(30)に敗れたが、以降、糸谷哲郎八段、斎藤慎太郎八段(29)、広瀬章人八段(35)に勝利し4勝1敗と、現時点で単独首位に立っている。谷川浩司十七世名人(60)が保持する21歳2カ月での最年少名人の更新に向けて前進することができるか。今年度成績は32勝7敗で、勝率は0.8205。 続きを読む 関連記事