Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」1月2日の第1試合に出場する4選手を発表した。2023年初の試合は、レギュラーシーズンも後半戦に入ったばかり。新年初の試合を勝利で終え、笑顔になる選手は誰か。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsフェニックスvs雷電
リーグ2位のEX風林火山からは二階堂瑠美(連盟)が出場する。前期は少し悩む時期もあったが、今期は途中から持ち前の伸びやかな麻雀を取り戻し、卓の上を自由奔放に駆け回っている印象だ。試合中、時折笑みも見せるところも瑠美の魅力。今年はどれだけ多くの笑顔を届けられるか。
リーグ5位のTEAM雷電からは瀬戸熊直樹(連盟)が出る。チームは絶好調・本田朋広(連盟)の活躍もあり、前年の記録的なマイナスから上位争いに食い込める位置にいる。精神的支柱の瀬戸熊がどれだけ調子を戻せるかで、レギュラーシーズン突破、さらには目標とするファイナルへの距離も大きく変わってくる。新年早々、トルネードで相手を震え上がらせる。
リーグ7位・セガサミーフェニックスの先発は魚谷侑未(連盟)。責任感の強いエースだが、今期はなかなか好調の波に乗り切れず、個人順位も低迷。過去にはMVP獲得の経験もあるだけに、悔しさは人一倍といったところだろう。強気を内に秘め、ひるまず前進。プロ意識の塊のような選手は、勝利を持ち帰ることこそが最大のファンサービスだとわかっている。
リーグ最下位の赤坂ドリブンズは、新年初戦を園田賢(最高位戦)に託した。チーム唯一のプラス、しかも3ケタプラスは、孤軍奮闘そのもの。他の3人の不調は長いが、それでも園田は仲間を信じて自分の最善を尽くし続ける。多くのファンも休みだろう新年2日だけに、勝利者インタビューが長くなっても許されるはずだ。
【1月2日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人7位 +116.0
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人16位 ▲4.6
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人28位 ▲128.7
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人26位 ▲114.8
【12月23日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +347.6(48/94)
2位 EX風林火山 +232.3(48/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +187.8(48/94)
4位 U-NEXT Pirates +105.2(48/94)
5位 TEAM雷電 ▲10.4(48/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲157.9(48/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲298.1(48/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲406.5(48/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





