この男の戦いぶりは、ファンの胸を打つ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」1月日の第2試合はTEAM雷電・萩原聖人(連盟)が序盤の親跳満を活かしてトップ。第1試合で本田朋広(連盟)がトップ、そして萩原が年またぎの個人2連勝と、チームが大きくポイントを伸ばす快進撃だ。試合後は「僕、頑張りました」と喜び爆発、スターとしての仕事をキッチリ決めた萩原に、ファンは大喝采で賛辞を送った。
試合は起家から渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、萩原、セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)の並びでスタートした。昨年12月19日、自身440日ぶりのトップを手に入れ、この勢いを大事にしたい萩原。チャンスは試合開始間もなく訪れた。東2局、ドラ1索を暗刻にして11巡目にリーチ、流局間際の16巡目にアガリ牌の8索を力強く引き寄せた。リーチ・ツモ・ドラ3・赤の1万8000点を手に入れると、ファンは大興奮、2連勝へ向けてボルテージが上がっていく。
その後、東城が4局連続の加点を決め、萩原を猛追。逆転を許すも、東3局3本場は満貫をダマテンで東城からアガり再逆転。南場に入りまたもや東城が逆転するが、南4局にその東城がラス目の松本に痛恨の満貫放銃、これで萩原がトップとなり試合終了した。
インタビューで萩原はまず「ふうー!」と大きく息を付き、その後に「ラッキーっていいもんですね、生きてるといいことあるな!」。自身の2連勝には「そうでしたっけ、そんなことは忘れました」ととぼける場面も。「去年のトップとか、今日のトップも明日には忘れて、次チームに貢献できることだけを考えて麻雀を打たないと」と語り、さらに「今日“は”嬉しい、嬉しい!」とまた喜んで「僕、頑張りました」とガッツポーズ。
これでチームは年明けから黒沢咲(連盟)と本田もトップを取り、瀬戸熊直樹(連盟)も2着でポイントを稼ぎ、4戦すべて連対、まさに絶好調だ。「なんとかチームにくらいつくことができた、ということが嬉しい」と、この勢いに自身も乗ることができた結果に安堵した。
「今年もいろいろあると思います。良いこと悪いこと、悔しいこと、悲しいこと、嬉しいこと、いっぱいあると思うんですけど、雷電の麻雀が面白いことだけは変わらない」とファンへ語りかけ、力強く決めポーズ。喜色満面の萩原に視聴者からは「ブラボー!」「ハギー!」と歓声が集まり、さらに「見てるだけでこっちまでうれしくなる」「圧倒的スター感」「ハギーの笑顔がおれらも幸せにしてくれる」と、勝利を共に喜ぶ声が長く投げかけられていた。
手が入らない局はじっと耐え、チャンス手は恐れず攻める、萩原らしい麻雀を貫き、実力で掴み取った価値ある勝利だ。この日の2勝でチームは+195.0と大きくポイントを伸ばした。至上命題のファイナル進出へ、TEAM雷電の麻雀が止まらない。
【第2試合結果】
1着 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)4万200点/+60.2
2着 セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)3万4400点/+14.4
3着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)2万9400点/▲10.6
4着 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)-4000点/▲64.0
【1月5日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +309.8(50/94)
2位 EX風林火山 +238.2(52/94)
3位 渋谷ABEMAS +218.3(52/94)
4位 TEAM雷電 +195.0(52/94)
5位 U-NEXT Pirates +63.9(50/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲196.2(50/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲379.5(52/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲449.5(50/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








