大谷翔平、2017年以来の侍ジャパン入り・初のWBC出場に「優勝だけ目指して頑張りたいです」
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 MLB・エンゼルス大谷翔平投手が1月6日、野球日本代表「侍ジャパン」栗山英樹監督とともに記者会見に出席、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて「優勝だけ目指して頑張りたいです」と語った。大谷が侍ジャパンとしてプレーするのは2016年秋に行われた強化試合ぶり。2017年のWBCは大会直前にけがのため離脱した。日本だけでなく世界を代表する大谷が、日の丸を背負ってWBCでは3大会ぶりの優勝を目指す。

【映像】会見に臨む大谷翔平

 大谷は2021年には9勝・46本塁打でア・リーグMVPを獲得。また2022年には13勝・34本塁打で、104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」、また史上初となる「規定打席・規定投球回」のダブル達成を成し遂げた。シーズン最終盤にはエンゼルスと1年契約を延長し、年俸3000万ドル(約40億円)の大型契約を結んだ。今季もエンゼルスの投打の主力として活躍が期待されているが、開幕前に侍ジャパンのエースかつ主力打者としても期待は大きい。今回の侍ジャパンにはMLBからパドレス・ダルビッシュ有投手、カブス・鈴木誠也外野手、新加入のレッドソックス・吉田正尚外野手、さらにNPBからはヤクルト村上宗隆内野手、オリックス山本由伸投手らが参戦を表明しており、史上最強のチームが完成するとも言われている。

 会見で大谷は、栗山監督について「選手1人1人と対話する監督。数日でお互いを知ることができると思うし、集まる選手も不安なくできると思います」とコメント。WBCで求めることについては「勝つことだけ考えて、それ以外はなんでもいいです。1つの戦力として必要だと言ってくれたことがうれしいです。個人的に日本でプレーするのは久々なので、それもうれしいです」と語った。また投手・打者の起用法については「できることをやりたいと思っています。選手は使われる立場。自分にできることを精一杯やりたいです」、またアメリカ代表・トラウトについては「アメリカに限らず、素晴らしいトップのトップが集まっています。トラウト選手については誰しもが認めるトッププレイヤー。個人的にはあんな選手が集まると思っていなかったので、野球ファンとしてはすごい選手だなと思うメンバーです」と笑みも見せた。
(『ABEMA NEWS』より)

【映像】会見に臨む大谷翔平
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【映像】メンバー発表する栗山英樹監督
【映像】メンバー発表する栗山英樹監督
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