将棋の順位戦C級2組が1月6日に行われ、佐々木大地七段(27)が長谷部浩平五段(28)に110手で勝利した。この結果で、両者ともに6勝2敗で8回戦を終えた。
佐々木七段が手厚い指し回しを見せ、新年最初の対局を白星で飾った。本局は長谷部五段の先手で「矢倉」の出だしに。共に銀を前線へ繰り出すと、長谷部五段が仕掛けて激しい攻勢に出た。過去に6度の公式戦対戦があり、4勝している佐々木七段は冷静に対応。ペースを掴むとじわじわとリードを拡大させ、最後まで緩むことなく長谷部五段を押し切った。
この結果で、佐々木七段、長谷部五段ともに6勝2敗に。3つの昇級枠をかけて争う全勝者をやや後方から追いかける。来月9回戦では、佐々木七段は渡辺大夢六段(34)と、長谷部五段は八代弥七段(28)との対戦が予定されている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)