こんなにテンパイできる役だっけ?プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」1月6日の第1試合で、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)が役満・四暗刻のテンパイを2度も果たし、惜しくもアガリはなかったものの、ファンから多数の反響が寄せられた。
1度目は東2局1本場。U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)のリーチを受け、内川は12巡目にテンパイ。待ちは南と白でこれはダマテン。しかし、1枚だけ残っていた南が直後に赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)に吸収され、役満チャンスはすぐに潰えてしまう。とはいえ対々和・三暗刻でも十分なチャンス手、ファンは固唾を飲んで見守った。結果は流局、仲林は立ち向かってきた内川の手を確認すると、納得したように小さく頷いた。
次のチャンスは東3局。7巡目に四万と6索待ちでテンパイすると、今度は即リーチ。まさかの展開に視聴者も「東場で2回テンパイするかw」「また!?!?!?」「二度目の正直!」「今度はどうよ」「CMリニューアルチャンス!」と大興奮だ。この局を制したのは親のKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)。親満貫をツモり、内川はまたしてもチャンスを掴むことはできなかった。
この日はパブリックビューイングの「Mリーグプレミアムナイト」が開催されており、選手のアガリに沸く会場のファンの様子が幾度となく映し出された。注目度も高まるイベントの日に、ド派手なテンパイを東場だけで2度入れた内川。結果は惜しくも伴わなかったが、会場や視聴者を大いに盛り上げていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








