その眼差しは、愛弟子を見るというよりも、むしろ愛息を見るものだ。8組の師弟により“最強の師弟”を決める超早指し戦「ABEMA師弟トーナメント2022」の予選Bリーグ1位決定戦が1月7日に放送された。予選突破をかけた試合の大事な第1局にチーム深浦から佐々木大地七段(27)、チーム木村からは高野智史六段(29)が登場。同世代の弟子対決となったが、控室で木村一基九段(49)は弟子が頭を悩ませながらも手を絞り出す様子に「いいぞ、いいぞ、高野君」と優しい目と口調で声援を送り続けた。