<大相撲一月場所>◇初日◇8日◇東京・両国国技館
大関経験者の十両十二枚目・朝乃山(高砂)が、6場所ぶりに十両へ戻り白星発進。関取として599日ぶりの白星を挙げ、館内は盛大な拍手に包まれた。
朝乃山は、新型コロナウイルス対策のガイドライン違反で6場所出場停止などの処分を受け、約1年ぶりに関取に復帰。場所前インタビューでは先場所について「自分の中で納得がいかない相撲でしたけど、結果1敗して6勝1敗でなんとか再度、十両に上がることができました」と振り返りつつ、「今場所は15日間相撲を取れますので、その喜びと感謝の気持ちを忘れず、目の前の一番一番に集中して、自分の相撲を取り切って、良い結果を残したいです」と意気込みを明かした。
迎えた十両十二枚目・貴健斗(常盤山)との取組では、土俵際に追い込まれヒヤリとする場面もあったが、冷静に対処し相手のバランスを崩すと、最後は突き落としを決めた。この取組に相撲ファンからは「さすが朝乃山」「朝乃山関、おかえりなさい」「生まれ変わった朝乃山に期待」などの声がネット上に寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗




