Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」1月10日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は一気に数字を伸ばしてきたTEAM雷電。チームポイントでは、+200ポイント目前まで来ており、この日の結果次第では、一気に首位浮上まで見えるところまで来ている。先発・黒沢咲(連盟)が特大トップを成し遂げるか。
【中継】大和証券 Mリーグ サクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsABEMAS vs雷電
昨期はリーグ史上最悪の成績でどん底を見たTEAM雷電は、今期も前半戦は苦しんだが、レギュラーシーズンの折り返しを迎える前から、本田朋広(連盟)が個人トップの大活躍。先輩3人も引っ張られるように勝利を挙げ、成績が急浮上した。1位・KONAMI麻雀格闘倶楽部との差は124.3ポイント。ここを沈めての連勝となれば、ついに首位の座につく。
TEAM雷電同様に成績を伸ばしたのがKONAMI麻雀格闘倶楽部。独走と思われた渋谷ABEMASを抜き去り、首位に立った。個人4位の伊達朱里紗(連盟)も強敵相手に崩れることなく、上位の常連に。守りに回っても慌てることがない選手だけに、よほどの不運にでもならない限り、大きなマイナスを叩く可能性は低い。
ずるずると後退してしまったのが渋谷ABEMAS。早々に+500ポイントを超えた時には、どこまで数字が伸びるかとまで言われたが、勝利が遠く、リーグ3位にまで後退した。4年連続ファイナルシリーズ進出の安定感に変化はないが、まずは日向藍子(最高位戦)のトップで、淀んだ空気をがらりと変えたい。
前年覇者のKADOKAWAサクラナイツだが、まだ勢いがつかない。マイナスポイントを抱えたリーグ6位は、レギュラーシーズンも折り返した中では、過去3シーズンと比較しても苦しい展開だ。こういう時こそ、1人でも奮闘する選手がほしいところ。渋川難波(協会)が正念場のキーマンとなれるか。
【1月10日第1試合】
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)個人25位 ▲92.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)個人4位 +207.5
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人7位 +114.4
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人12位 +58.8
【1月9日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +319.3(52/94)
2位 EX風林火山 +279.7(54/94)
3位 渋谷ABEMAS +218.3(52/94)
4位 TEAM雷電 +195.0(52/94)
5位 U-NEXT Pirates +33.1(54/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲139.0(52/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲420.4(54/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲486.0(54/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





