<大相撲一月場所>◇四日目◇11日◇東京・両国国技館
十両四枚目・東白龍(玉ノ井)と十両二枚目・大奄美(追手風)の一番で、東白龍がなかなか立ち合いの姿勢に入らず、しびれを切らした行司が「手をついて」と連呼する一幕があった。
時間いっぱいとなり、土俵で向き合った両者。だが東白龍はすぐには立ち合いの姿勢をとらず、仕切り線の周囲の砂を足で払うと、少し下がって両足を交互に後ろに引く動作を繰り返した。足場の確認かつルーティンのような仕草だが、そのまま1分近くも続き、さすがに行司の木村要之助もじれったくなったのか「手をついて」となんども促していた。
その後ようやく立ち合い成立すると、突っ張って攻めた東白龍が素早く回り込みながら相手を翻弄。最後は土俵際で体当たりするように押し出しを決め、3勝目となる勝ち星を挙げた。敗れた大奄美は2敗目を喫した。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗






