土俵際の執念! 遠藤が見せた“捨て身”の技に「跳んだ」「空中トリックプレー」ファン大興奮
【映像】遠藤が見せた土俵際の執念

大相撲一月場所>◇五日目◇12日◇東京・両国国技館

 前頭九枚目・遠藤(追手風)と前頭十一枚目・千代翔馬(九重)の一番、遠藤が土俵際で執念の押し出しを決め、3勝目となる勝ち星を挙げた。宙に浮くような遠藤の攻めに、ファンからは「跳んだ」「空中トリックプレー」といった声が寄せられた。

【映像】遠藤が見せた土俵際の執念

 立ち合い先に仕かけたのは千代翔馬。右に跳ぶように動いて変化した。だが前に突っ込んだ遠藤は焦らず踏みとどまり、すぐに体勢を立て直すと突っ張って応戦。激しい攻防戦を繰り広げたが、最後は回り込んで下がる千代翔馬に対し、遠藤が土俵際で捨て身の押し出しを決めた。勝負が決する際、遠藤の体は宙に浮くような形となっていた。

 取組直後、遠藤が落ちるのと千代翔馬の足が出るのが同時ではないかと物言いがついたものの、協議の結果、千代翔馬の足が先に出ており、行司軍配通り遠藤の勝ちとなった。勝った遠藤は3勝目を挙げ、敗れた千代翔馬は初日から5連敗となる黒星を喫した。

 立ち合いでの千代翔馬の変化について、ABEMAで解説を務めた元関脇・安美錦の安治川親方は「(遠藤としては)立ち合いの距離もあったので動くことも想定できていましたね」と指摘。さらに「よく遠藤は我慢して残りましたよ」と語ると、「回り込まれても我慢して、前に前に押していきましたね」と粘り強く勝ちを掴みにいった遠藤を称賛した。

 土俵際で執念の“ジャンプ攻撃”を繰り出した遠藤に、ファンからも「跳んだ」「空中トリックプレー」「体が飛んでる」「飛びまくり相撲」「見応えあった」といったコメントが相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

【映像】遠藤が見せた土俵際の執念
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