<大相撲一月場所>◇七日目◇14日◇東京・両国国技館
前頭十二枚目・輝(高田川)が、前頭十六枚目・千代丸(九重)を押し出しで下した一番で、両力士が攻め手を欠くような場面があった。この取組を受け、元横綱・若乃花の花田虎上氏は「これは面白い相撲です」と一言。その後に行われた解説に視聴者からは「なるほど」「説明上手いなお兄ちゃん」といった声が寄せられていた。
立ち合いから四つに組んだ輝と千代丸だが、お互いに攻め手を欠いて膠着状態が続く。千代丸が一度離れ、押していくが、輝の反撃に後退し、最後は押し出しで敗れた。輝は3勝目、千代丸は6敗目を喫した。
この取組を受け、ABEMAで解説を務めた花田氏は「両力士は押し相撲が特徴ですよね。輝は差していて、まわしを取れるんですけど、取らなかった。取ってもどう攻めていいのかわからないから」と指摘。それから「(膠着状態だけれど)“さぁ、どうすればいいか”とお互いが止まってしまっているわけです。ここから千代丸が離れ、またここで輝は左上手を取りに行けるんですけど、取らない。押し相撲を強みとする力士同士が四つ相撲になり組んでしまうと、こういう展開になってしまうんです。離れてからやっとお互い相撲を取れるようになりましたよね」と続けた。
力士の特徴を理解した上での土俵上の心情を推察した花田氏の解説を受け、視聴者からは「さすがお兄ちゃん!わかりやすい解説です」「勉強になるー」「やべっ組んじゃったって感じだったのね」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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