<大相撲一月場所>◇中日◇15日◇東京・両国国技館
元横綱・若乃花の花田虎上氏が、六日目に大関経験者の十両十二枚目・朝乃山(高砂)に敗れた力士を「これは強くなる」と称賛する場面があった。
この日のABEMAの中継では「あの注目力士はどーなってる??」と題した企画が展開された。その中で紹介されたのが、8連勝を飾りすでに勝ち越しを決めた朝乃山。
朝乃山は、新型コロナウイルス対策のガイドライン違反で6場所出場停止などの処分を受け、今場所は6場所ぶりに十両に返り咲いている。ただ1人勝ちっぱなしで勝ち越しを決めるなど、相撲ファンにやはり強い朝乃山を印象付けているが、花田氏が注目したのは、六日目にその朝乃山と対峙した十両九枚目・狼雅(二子山)だった。
実況を務めた高橋大輔アナウンサーが「朝乃山はストレートに勝ち越しを決めています」と紹介すると、花田氏は「初日はちょっと緊張していましたけれど、そのほかは問題ないですね。ただ、狼雅戦ですね」と切り出す。
狼雅戦のVTRが映ったところで、花田氏は「この相撲は朝乃山よりも狼雅を褒めるべき。これは強くなるよ。番付が下がっているとはいえ、元大関の朝乃山に対しこの相撲ですから。これ巻き返して、もろ差しにならないと出られないんですよ。ということはイコール力が強いということ」と解説していた。
狼雅は現在23歳、身長184センチ、体重160キロと恵まれた体格の持ち主だ。これを受け視聴者からも「狼雅強いよね」「元横綱の目、参考になる」などの声がコメント欄に寄せられていた。
一方の朝乃山の全勝について花田氏は「彼は精神面というか自分との戦いだよね。実力は十分なわけだから」と話した。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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