独創的・山﨑隆之八段 対 詰将棋巧者・船江恒平六段 戦型は「一手損角換わり」勝てばベスト8入り/将棋・叡王戦
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 将棋の叡王戦本戦トーナメントの1回戦が1月17日に行われ、山崎隆之八段(41)と船江恒平六段(35)が現在対局中だ。船江六段の先手で始まった一局は、山崎八段が一手損角換わりに誘導した。勝者は2回戦で、近藤誠也七段(26)と大橋貴洸六段(30)の勝者と対戦する。

【中継】第8期 叡王戦 本戦トーナメント 山崎隆之八段 対 船江恒平六段

 山崎八段は独創的な序盤から、少々の不利でも跳ね返してしまう自在な指し回しが持ち味。船江六段は詰将棋巧者として知られ、終盤力に定評がある。両者ともに、本年度の成績は勝率5割前後を行き来しており、残り1カ月半になった今年度をなんとか勝ち越し、この叡王戦も1つでも先に勝ち進みたいところだ。

 注目の序盤は一手損角換わりから進み、正午からの昼食休憩までに46手目まで進行。ABEMAの「SHOGI AI」でも勝率は船江六段が54%、山崎八段が46%と、ほぼ互角だ。

 叡王の現タイトル保持者は藤井聡太叡王(竜王、叡王、王将、棋聖、20)。挑戦権を獲得するのは16人参加のトーナメントを勝ち抜く必要がある。

 本局の持ち時間は各3時間。

【昼食の注文】

山﨑隆之八段 サービスランチ(一口ヘレカツセット) 船江恒平六段 親なん定食(うどん)

【昼食休憩時の残り持ち時間】

山﨑隆之八段 1時間48分(消費1時間12分) 船江恒平六段 2時間23分(消費37分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第8期 叡王戦 本戦トーナメント 山崎隆之八段 対 船江恒平六段
【中継】第8期 叡王戦 本戦トーナメント 山崎隆之八段 対 船江恒平六段
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