＜大相撲一月場所＞◇十一日目◇18日◇東京・両国国技館
十両十二枚目・貴健斗（常盤山）と十両九枚目・英乃海（木瀬）の一番で、立ち合い直前に貴健斗が“イナバウアー”のようにのけ反るルーティンを披露。この姿を英乃海が不思議そうに眺める一幕があった。
制限時間いっぱいとなり、仕切り線に立った両者。立ち合い直前、貴健斗は体を大きく後ろにのけ反らせるルーティンを披露した。トリノ五輪金メダリストの荒川静香選手がフィギュアスケートの技“イナバウアー”で体を反らしていたことを彷彿させる動作で、対戦相手の英乃海は腰を下ろして立ち合いの姿勢になりながら不思議そうに見上げていた。
その後、タイミングが合わず立ち合い不成立となると、貴健斗は再びのけ反るポーズを披露。だが続く取組では突き上げて攻める貴健斗に対し、落ち着いて組み止めた英乃海が送り出しを決めて勝負が決した。敗れた貴健斗は7敗目。勝った英乃海は5勝目を挙げた。
大きくのけ反る貴健斗の特徴的なルーティンに、視聴者からは「イナバウアー」「貴バウアー」「ケンティーバウアー」といった声が相次いで寄せられた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
