立ち合いの真っ最中に「ほら、宇良ー!頑張れ!」ドスの効いた声援に本人がフリーズ?館内はどよめきと笑い声
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大相撲一月場所>◇十一日目◇18日◇東京・両国国技館

 前頭十二枚目・輝(高田川)と前頭七枚目・宇良(木瀬)の立ち合い直前、館内に「ほら、宇良ー! 頑張れ!」とドスの効いた声援が響いた。このためか宇良は呼吸を合わせることができず、立ち合い“待った”となると客席からはどよめきが沸き起こった。

【映像】気合の入った声援に“待った”する宇良

 「宇良ー!」と四方八方から声援が多数飛び交っていた仕切り時間。制限時間いっぱいとなり両者仕切り線に立ち、立ち合いで構えようとしたその瞬間、「ほら、宇良ー!頑張れ!」とドスの効いた声援が飛び込んできた。これが影響したのか、宇良は呼吸を合わせて立つことができず、前日十日目の取組に続いて立ち合い不成立になってしまう。この光景に館内はざわめき、客席からはどよめきと笑い声が沸き起こっていた。

 その後の立ち合いは成立し、低い姿勢で鋭く攻めた宇良。だが押し込んでいく輝が力強い攻めを見せ、そのまま突き出しを決めて輝が6勝目の勝ち星を挙げた。敗れた宇良は5敗目を喫した。

 取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元前頭・誉富士の楯山親方は「(宇良のやりたいことを)輝がさせなかった」と指摘。慎重な相撲を見せた輝の攻めについて「何をしてくるかわからない相手に対しては、思い切り当たったり突っ張ったりすると、上手くたぐられたりするので。じっくり見て突いていったほうが勝率は高いと思うんですよ」と語った。

 宇良の声援が飛び交い立ち合い不成立となった一番に、ファンからは「宇良の応援すご」「いい声」「宇良ガールズ」といった声も寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)

【映像】気合の入った声援に“待った”する宇良
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