<大相撲一月場所>◇十二日目◇19日◇東京・両国国技館
前頭六枚目・北勝富士(八角)が前頭十一枚目・千代翔馬(九重)を押し出しで下した一番で、勝った北勝富士が勢い余って土俵下へと落下。あわや女性客に激突かというヒヤリ場面だったが、女性客は慌てる様子もなく、むしろニッコリ笑顔。予想外のリアクションに視聴者から安堵の声とともに「喜んでる」「ファンサービス」 などの反響が多数寄せられた。
立ち合い頭からゴツンとぶつかり合った両者。下から押していく北勝富士は、千代翔馬が引いたところを逃さず、一気に前に出て押し出しを決めた。勝負が決した直後、北勝富士は勢い余って土俵下へと転落。その先には審判長の粂川親方と女性ファンがおり、184センチ・163キロの巨体があわや両者に激突かというヒヤリとする展開になった。しかし、辛うじて直撃は回避。すると女性ファンは慌てる様子もなく、目の前に転がってきた力士の迫力にニコニコと嬉しそうな笑みを浮かべるリアクションを見せた。勝った北勝富士は7勝目。敗れた千代翔馬は7敗目を喫した。
取組終了後、ABEMAで解説を務めた元横綱の鶴竜親方は「千代翔馬が我慢しきれずに引いてしまいましたね。そこを北勝富士が待ってましたというように前に出ました」と相撲内容を分析。敗れた千代翔馬について「もっと我慢して中に入るとか横につくとか、そういう感じで相撲を取れるようになるといい」とアドバイスを送っていた。
落下した北勝富士の接近に喜ぶ女性ファンの姿を受けて、視聴者からは「ほっさま!」「勝っても派手に落ちる」「ぶつかって喜んでる」「ファンサービス」 「ファンサファンサ」といった声が相次いでいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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