Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」1月24日の第1試合に出場する4選手を発表した。今日で全チームがレギュラーシーズンの3分の2を消化、いよいよ上位6チームまでのセミファイナルシリーズ行きをかけた戦いが、さらに白熱する。注目はボーダーラインの下にいる7位・セガサミーフェニックスと8位・赤坂ドリブンズ。両チームとも、1試合も無駄にできるものはない状況だ。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsフェニックスvs雷電vsPirates
リーグ7位のセガサミーフェニックスは、マイナスが400ポイント近くまで膨らんだ。ボーダーライン上にいる6位・KADOKAWAサクラナイツまでは198.7ポイント差。直接対決であれば、なんとか1日でひっくり返せる差だが、かなり危険な差にもなっている。今期不調の大黒柱・近藤誠一(最高位戦)には、奇跡を予感させる快勝を手にできるか。
リーグ最下位の赤坂ドリブンズのポイント状況はさらに厳しい。▲616.0と、ボーダーラインまでは400ポイント以上開いた。1週間、4試合で全勝しても逆転が難しいと思われる大差だが、とはいえ2着でコツコツと返済している暇もない。先発の丸山奏子(最高位戦)は、6位との差を早く2ケタまで縮めるべく、なんとしても個人今期初勝利を狙う。
あとの2チームはボーダーラインより少し離れた位置にいる。リーグ5位のTEAM雷電は、6位に236.8ポイント差をつけ、少し余裕がある。大崩れさえしなければ、レギュラーシーズン終盤も、落ち着いて過ごせることだろう。本田朋広(連盟)は現在個人首位。今期、最も安心して試合を任せられる選手だ。
さらにその上を行くリーグ4位のU-NEXT Piratesは、完全に上位集団に食い込んだ。渋谷ABEMASと3位争いの真っ最中で、こちらはさらにセミファイナル進出には安全圏。さらにその次のステージも見据えて、ポイントを蓄えたい時期にまで来た。仲林圭(協会)もすっかりMリーグの水にも慣れたはず。勝負どころでさらに存在感を大きくしたい。
【1月24日第1試合】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)個人31位 ▲259.7
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)個人29位 ▲221.4
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人1位 +405.5
U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)個人25位 ▲90.8
【1月23日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +453.1(62/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +325.3(62/94)
3位 渋谷ABEMAS +189.8(62/94)
4位 U-NEXT Pirates +183.9(60/94)
5位 TEAM雷電 +45.4(60/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲191.4(62/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲390.1(60/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲616.0(60/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





