将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は2月1日、順位戦A級8回戦で永瀬拓矢王座(30)と対局中だ。名人獲得の最年少記録更新に挑む藤井竜王は、現在6勝1敗の首位。永瀬王座との「角換わり腰掛け銀」の一局はすでに終盤戦に突入しているが、形勢に大きな差はなくほぼ互角と見られている。
現在、王将戦七番勝負の防衛戦と、今週末からは棋王戦五番勝負開幕と2つのタイトル戦に臨む超多忙な藤井竜王だが、この日は名人戦初挑戦前進を目指すべく順位戦A級8回戦を戦っている。ここまで藤井竜王は6勝1敗。単独首位の藤井竜王は、本局に勝利した場合3月2日の最終9回戦を前にプレーオフ以上進出が確定する。
本局は、藤井竜王のデビュー以来の研究パートナーで、昨夏には棋王戦五番勝負を戦った永瀬王座と対戦。「角換わり腰掛け銀」の出だしから、永瀬王座が早い仕掛けを決断した。先手番の永瀬王座の深い研究に、藤井竜王が早々に長考に沈む場面も。超難解は進行から局面はすでに終盤戦に突入しているが、ABEMAの「SHOGI AI」は永瀬王座の56%、藤井竜王の44%と大きな差は無く、ほぼ互角と見られている。
藤井竜王に選択肢が多い局面とあり、今後の進行に大きな注目が集まっている。激戦を制し、勝ち星を手にするのはどちらか。本局の持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太竜王 台湾まぜそば
永瀬拓矢王座 すき重膳
【夕食休憩時の残り持ち時間】
▲永瀬拓矢王座 2時間56分(消費3時間4分)
△藤井聡太竜王 2時間16分(消費3時間44分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)