将棋の棋王戦コナミグループ杯五番勝負第2局は2月18日、渡辺明棋王(名人、38)と挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が石川県金沢市の「北國新聞会館」で対局を行っている。本局は渡辺棋王の先手で、戦型は第1局と同じく「角換わり」の出だしとなった。
11連覇を目指す渡辺棋王に、初挑戦初奪取と最年少六冠獲得を狙う藤井竜王が挑戦するシリーズ。藤井竜王の先勝スタートとあり、渡辺棋王は本局で追いつくべく闘志を燃やしている。注目の戦型は、前局と同じ角換わりの戦型に。渡辺棋王が前例から離れて手を変えると、直後には約1時間半の長考に沈んだ。この時間の使い方に、ABEMAの中継に出演した木村一基九段(49)は「不思議な長考」とコメント。先手番で白星を勝ち取りたい渡辺棋王の真意と狙いに注目が集まっている。
本局の持ち時間は各4時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明棋王・藤井聡太竜王 加賀懐石弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明棋王 2時間(消費2時間)
藤井聡太竜王 3時間35分(消費25分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)