【ブンデスリーガ】ボーフム0-2フライブルク(日本時間2月18日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)
ペナルティエリア内はプレーヤーにとって神経を研ぎ澄ませる場所のようだ。フライブルクのコーナーキックの場面で選手たちの小競り合いが勃発した。得点に絡む可能性があるだけに、思わず熱くなってしまったようである。乱闘までには至らなかったもののスタジアムは緊迫した雰囲気に包まれた。
【動画】「ボックス内は戦場」あわや乱闘寸前!小競り合いが勃発
両チームともスコアレスで迎えた19分、アウェイのフライブルクがコーナーキックを獲得した。するとボックス内でお互いの場所を取り合って小競り合いが発生。セットプレーはゴールへとつながる可能性が高いだけに、思わず主審が駆け寄るほど両クラブの選手は激しく口論し、あわや乱闘寸前となった。勝利への執念が強い男たちが集まるペナルティーエリアは、まるで戦場のような緊迫したような雰囲気に。一試合一試合にかける選手たちの熱い思いが垣間見えたワンシーンであった。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「熱くなっていますね」とボックス内の空気感に言及。他にも「落ち着いていこうって言うてますね」と自身の経験から選手たちの心情を推察したコメントを残した。
この試合はイエローカードが両チーム合計で6枚も出され、一発レッドで退場者も出るなど非常に荒れた試合となった。このシーン時点ではまだカードは1枚も出されていなかったが、このセットプレーでの乱闘寸前の小競り合いが試合を異様な緊張感のあるものに導いたのかもしれない。視聴者にとってはハラハラするものであるため、安田氏が推察したように選手たちで冷静になるよう声を掛け合い「落ち着いて」プレーしてもらいたいものである。
(ABEMA/ブンデスリーガ)