第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎合宿で初となる実戦形式の投球練習(ライブBP)が行われた。いきなり実現したパドレス・ダルビッシュ有投手対ヤクルト・村上宗隆内野手という“夢の対決”に注目が集まったが、村上がホームランにレフト前ヒットと完璧な結果を出してみせた。
昨季NPBで日本選手歴代最多を更新する56本塁打を放ち、史上最年少での三冠王にも輝いた村上。押しも押されもせぬ大打者となり、MLBからもエンゼルス・大谷翔平投手ら錚々たる顔ぶれが集結して“歴代最強”と言われる侍ジャパンにあっても主軸を担うことが期待されている。初のBPの相手は、MLBで10年に渡り活躍し昨季も16勝を挙げた侍ジャパンの柱ダルビッシュ。最強の相手に対し、村上は見事バックスクリーンに豪快な1発を叩き込んでみせた。
さらに村上は、ダルビッシュが予定の5人との対戦を終えたあとに名前を呼ばれると、予定にはなかった2打席目を迎えた。まさかの“おかわり”だったが、その2球目をレフト前ヒットにして見せる。ダルビッシュ相手にバックスクリーン弾を含む2安打と、これ以上ない仕上がりを見せた。
これには視聴者からも「村上くんスゴい!」「三冠王は、伊達じゃない!」「今年も三冠王濃厚やん」と賛辞が飛んだほか、ダルビッシュ相手に完璧なバッティングを見せたことで「メジャーガチで通用しそう」「メジャーで早くみたいね」「今メジャー行っても35本はかたいな」などMLBでの活躍を望む声も多く上がった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)