アーセナルは21日、同クラブに所属しているエジプト代表MFモハメド・エルネニーとの新契約を締結したことを発表した。
現在のアーセナルにおける“最古参”の選手が、クラブと新たな契約を結んだ。エルネニーの契約は今季限りで満了を迎える予定となっていたが、クラブはこのタイミングで延長オプションの行使を発表。来シーズンもアーセナルに残留することが既定路線となった。
現在30歳のエルネニーは母国でプロデビューを飾った後でスイスのバーゼルに渡り、2015-16シーズン途中の2016年1月にアーセナルへと完全移籍で加入した。ウナイ・エメリ(現:アストン・ヴィラ)監督体制がスタートした2019-2020シーズンはトルコのベシクタシュに1年間のレンタル移籍に出たものの、同期間も含めると今季が在籍8シーズン目。加入直後から不動の定位置を確保していたわけではなかったが、貴重なバックアッパーとして役割を全うし、アーセナルでは公式戦通算155試合に出場して6ゴールを挙げている。