今季ベルギーリーグもプレーオフ(PO)争いが佳境に突入している。2月19日には25試合終了時点で9位のシント・トロイデンと7位のウェステルローが激突した。
 岡崎慎司、原大智、橋岡大樹、シュミット・ダニエルの日本人4人が先発したこの試合。相手ベンチからじっと見つめていたのが、1月末に浦和レッズからウェステルローへレンタル移籍した背番号79の松尾佑介だ。
 序盤はシント・トロイデンが主導権を握り、押し込んだが、前半34分にペナルティエリア内でファウルを与え、VAR判定でPKを献上。不運な形で1点をリードされた挙句、退場者を出してからは、数的優位のウェステルローが終始、押し込む展開となった。