レアル戦フル出場のDFファン・ダイク、5失点大敗に落胆「厳しい現実と向き合わなければ」

 リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦レアル・マドリード戦について言及した。22日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 決勝トーナメントの初戦としてホームにレアル・マドリードを迎えたリヴァプールは、14分までに2点をリードするも前半のうちに追いつかれ、結局2-5の逆転負けを喫した。同試合にフル出場したファン・ダイクは、試合後のインタビューに応じた際「厳しい現実と向き合わなければならないし、グループとして、あるいはチームとして対処しなければならない」とコメント。そして「今シーズンは決して楽なものではないが、そこから抜け出す唯一の方法は、チーム全員が団結することだ」と続けた。

 レアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールとFWカリム・ベンゼマにそれぞれ2ゴールを許す展開には「CLの覇者である彼らは、全体的に質の高い選手たちだ。そして我々は犯してはならないミスをした。でも、僕たちはロボットではないし、残念なことにサッカーではよくあることなんだ」と嘆いた。

 ラウンド8進出には、来月15日迎えるアウェイでの第2戦で3点差を覆す必要があるが、同選手は「3週間後のマドリードでは、ほぼ不可能な仕事が待っている」とコメント。それでも「しかしその時が来れば我々は集中し、全てを出し切り、クラブを代表する選手となるだろう」と語り、正々堂々と戦うことを誓った。