ペペ

 ポルトに所属するポルトガル代表DFペペが、インテル戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが22日に行われ、ポルトは敵地でインテルと対戦。両チームの守護神の活躍もあり、膠着した試合展開が続いたが、78分にオタヴィオが2枚目のイエローカードで退場となると、86分にロメル・ルカクに決勝点を許し、0-1で先勝を許した。

 データサイト『OPTA』によると、39歳361日でこの試合に先発出場したペペは、2013-14シーズンの元ウェールズ代表MFライアン・ギグス氏(40歳123日)、2005-06シーズンの元イタリア代表DFアレッサンドロ・コスタクルタ氏(40歳2日)に続き、フィールドプレイヤーとしては史上3番目の年長記録でCL決勝トーナメントで先発出場を果たした選手となった。

 フル出場したペペは試合後『Eleven Sports』で、「ここで見せたものを考えれば、敗れたことを説明するのは難しい。チームにはおめでとうと言うべきだ。次の試合ではサポーターとともに戻ってくることを願っている」と3月14日に本拠地『エスタディオ・ド・ドラゴン』で行われるセカンドレグへの意気込みを示しながら、次のように試合を振り返った。

「僕たちは大胆で、得点できるチャンスも2回はあった。でも、こういった試合でそれを決めることができなければ、大きな代償を払うことになる。僕たちは勝つための個性と質を示したが、ゴール前で(GKアンドレ・)オナナが非常に優れていた」

 続けて、「レッドカードの後にだけインテルはより多くのチャンスがあった。それまでは試合をコントロールできていたし、ボールを保持してスペースを攻撃することができていたからね」と数的不利となる前までの試合展開には手応えも口にした。