レナト・タピア

 セルタのペルー代表MFレナト・タピアは、レアル・ソシエダ戦での退場と、審判に対する言動により、計3試合の出場停止処分を受けたようだ。22日、スペイン紙『アス』が報じている。

 レナト・タピアは、18日に行われたラ・リーガ第22節レアル・ソシエダ戦に、68分から途中出場。しかし75分、ルーズボールの競り合いの中で、相手MFマルティン・スビメンディの足を踏んでしまい、1枚目のイエローカードを受けた。するとその直後、この判定に異議を唱えたと取られたのか、主審から2枚目のイエローカードが提示されて、僅か7分でピッチを去ることになっていた。

 決して執拗に抗議したようには、見えなかったタピアの退場劇。『アス』によると、主審は「私の判断に異議を唱えた」とし、2枚目のイエローカードを出すに至ったという。また、タピアがピッチから退く際に発言した「なんて傲慢なんだ!」が、競技規則の第124条『審判、監督、スポーツ当局に対する侮辱または無礼な態度』に抵触すると見なし、さらに2試合の出場停止処分を下したようだ。

 なお、追加で受けた2試合の出場停止処分に関しては、この条項に対する最小限の罰則であり、制裁は控訴の対象にはならないとのこと。これによりタピアは、第23節バジャドリード戦、第24節オサスナ戦、第25節ラージョ・バジェカーノ戦の3試合を欠場することなる。