ダルビッシュ有、グラウンド内で“巡回コーチ”左腕たちに左手でスライダー教える器用さ「変化球は全員ダルさんに聞くべき」 | 野球 | ABEMA TIMES

　野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎キャンプで連日話題になっているパドレス・ダルビッシュ有投手による“ダルビッシュ塾”だが、この日はとうとうダルビッシュが左腕投手にまで指導し始めた。

　2月23日の練習で、投手陣がサブグラウンドでキャッチボールをしていたときのこと。DeNAの今永昇太投手がダルビッシュにスライダーの投げ方の教えを乞うている場面があった。ダルビッシュは自身とは違う左投手に対しても、握りや投げ方のアドバイスをしてみせる。「これがスライダー」などと言いながらダルビッシュが今永にアドバイスしているのを見て、今度は今永と同じく左腕のヤクルト・高橋奎二投手もダルビッシュにアドバイスを求めた。ダルビッシュは当然のように高橋にも身振り手振りを交えて投げ方を指導。さながら巡回コーチのように、キャッチボールする投手たちをダルビッシュが見て回る光景が見られた。

　右投手のダルビッシュだが、「体のバランスのため」と左手でキャッチボールをすることで知られ、右での投球にも好影響を与えると左での投球を続けた結果、左投げでもマウンドに上がれるのではないかというレベルにまで到達している。とはいえ、侍ジャパンの本職の左腕にまでアドバイスができるというのは驚き以外の何物でもなく、公式YouTubeの視聴者からは「ダルビッシュ器用すぎる」といったコメントが見られた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）