【侍ジャパン強化試合】日本代表-ソフトバンク(2月25日/サンマリン宮崎)
日本が誇る若き怪物、ロッテの佐々木朗希投手がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け万全の仕上がりを見せている。ソフトバンクとの壮行試合に先発すると、1回に3番柳田悠岐に対し160キロを超える速球を連発。ストレートで空振りの三振を奪う圧巻の投球を見せた。
エンゼルス・大谷翔平投手、パドレス・ダルビッシュ有投手、オリックス・山本由伸投手ら錚々たる名前が並ぶ侍ジャパンの先発陣にあって、21歳の佐々木も存在感は抜群。期待の大きさを示すように対外試合初戦の先発を任された。佐々木は1回にボテボテの内野ゴロがヒットとなる不運はあったものの、ソフトバンク打線に付け入る隙を与えない。2死走者なしで3番の柳田を迎えると、147キロ、146キロのフォークで簡単に追い込んだ後、続く3球目に162キロのストレートを高めに投げ込んだ。続く4球目も161キロを計測。1球フォークを挟んだ後、最後も力のこもった162キロのストレートをど真ん中に投げ込み柳田を空振り三振に打ち取った。
今回はメンバーを辞退しているが、柳田も侍ジャパンで主力を担った日本を代表する打者。その柳田にボールをかすらせもしない投球を見せた佐々木に対し、ABEMAのコメント欄は「えっぐ」「すげー伸びやったわ」「怪物や」「ミサイルや」「なんやこの怪物」「やばすぎる」「無理ゲー」など驚きを通り越して呆れたような書き込みで埋め尽くされた。通常のシーズンより早く3月9日に開幕するWBCだが、「2月だぞw」「調整バッチリやな」「ボールも問題なさそう」というコメントもあったように、佐々木に全く不安はなさそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
侍ジャパン強化試合
ABEMA テレビ朝日系列にて生中継
2.25(土) VS ソフトバンク
3.3(金) VS 中日
3.6(月) VS 阪神