【侍ジャパン強化試合】日本代表-ソフトバンク(2月25日/サンマリン宮崎)
思わず球審もその惚れ惚れするストレートでの空振り三振に、コールが余韻たっぷりだ。先発したロッテ・佐々木朗希投手が2回を投げて1安打無失点3奪三振と好投。最速162キロのストレートにフォーク、スライダーを投げ分け、ソフトバンク打線にほぼ何もさせなかった。2回、栗原から奪った三振は外角寄りの162キロ。バットが空を切り、ボールがミットに収まると、球審も「三振…ですっ!」と、ゆっくりと右手で拳を作ってコールした。
誰が見ても気持ちがいいと言える空振り三振。鋭いスピンによって伸び、キレともに抜群なボールが投げ込まれると、直前にフォークを空振りしていた栗原のバットは、ストレートの軌道の下を通過。かすりもせずに三振に倒れた。球審にとってはストライク、さらには三振のコールが見せ場だが、今回についてはボールそのものが見応え十分だっただけに派手なコールは必要なし。グッと拳を作るだけの控えめポーズが、むしろ佐々木のストレートの威力を引き立てていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
侍ジャパン強化試合
ABEMA テレビ朝日系列にて生中継
2.25(土) VS ソフトバンク
3.3(金) VS 中日
3.6(月) VS 阪神