MLB(メジャーリーグベースボール)で最も栄誉ある表彰といっても過言ではないのが、日本語で最優秀選手賞や年間最優秀選手と表記されることもあるMVP(Most Valuable Player Award)です。本記事では、MLBのMVPの概要や歴代受賞者、日本人選手の受賞歴。さらに2024年のMVPがいつ発表されるかなどについて解説します。
目次
- MLBのMVPとは
- MVPの発表はいつ?
- MLBの歴代MVP
- 日本人受賞者は?
- まとめ
MLBのMVPとは
MLBにおいてMVPは複数あります。週や月、あるいはオールスターゲーム、ワールドシリーズなど、その節目ごとにもっとも活躍した選手を表彰するのです。しかし一般的にMVPといえば、レギュラーシーズンでのMVPを指します。この記事でも特に注釈がない場合は、「MVP=シーズンMVP」の意味で使用しています。
MVPはアメリカン・リーグ(ア・リーグ)、ナショナル・リーグ(ナ・リーグ)の両リーグから選出されます。かつては各リーグによる表彰でしたが、1931年からはBaseball Writers' Association of America(全米野球記者協会/BBWAA)に所属する記者の投票となりました。MLB公式サイトに掲載されているMVP受賞者のリストも1931年からとなっています。
BBWAAから選出された各リーグの本拠地都市から2人ずつ30人、両リーグ合計60人が、それぞれ10人に1位から10位までの順位をつけて投票します。その順位には点数が付けられ、1位は14点、2位は9点、それ以降は1点ずつ点数が減っていきます。各記者が誰に投票したかはBBWAAの公式サイトに発表され、一般のファンも閲覧が可能です。記者によってはTwitterなどのSNSで自身が投票した選手を公表しコメントを発信しています。
NPB(日本プロ野球機構)でもMLBと同じように、MVPは記者による投票で決まります。しかし、 各選手の得票数はNPBの公式サイトで公開されますが、どの記者が誰に投票したのか詳細までは発表されません。ここがMLBとNPBの大きな違いです。
MVPの発表はワールドシリーズ終了後です。例年11月の中旬となっていますが、ポストシーズンのパフォーマンスが投票結果に反映されることはありません。なぜなら、レギュラーシーズン終了後に記者による投票が締め切られているからです。
MLBではMVPをはじめ新人王やサイ・ヤング賞などの表彰を1日にひとつずつ発表していくのが通例です。また、表彰は選出された選手がいきなり発表される形式ではなく、投票結果の上位3人がファイナリストとして事前に発表されます。これで投票結果が変わったり、再投票が行われるわけではないため、まず3人のファイナリストから発表することで、ファンの気持ちを盛り上げていく演出効果を狙っているのでしょう。
MVPの発表はいつ?
ドジャース・大谷翔平投手の2年連続(自身3度目)の選出が有力視されていた最優秀選手(MVP)が11月21日(日本時間22日)に発表され、ナ・リーグは大谷翔平投手がDH専任での受賞及び両リーグまたいで満票での2年連続受賞。これはMLB史上初の快挙。一方、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が2年ぶり2度目となる受賞。自身初の満票受賞となりました。
MLBの歴代MVP
アメリカン・リーグ歴代MVP
年度 | 選手名 | チーム名 | ポジション |
---|---|---|---|
2024 | アーロン・ジャッジ | ヤンキース | RF |
2023 | 大谷翔平 | エンゼルス | DH/P |
2022 | アーロン・ジャッジ | ヤンキース | RF |
2021 | 大谷翔平 | エンゼルス | DH/P |
2020 | ホセ・アブレーユ | ホワイトソックス | 1B |
2019 | マイク・トラウト | エンゼルス | CF |
2018 | ムーキー・ベッツ | レッドソックス | OF |
2017 | ホセ・アルトゥーべ | アストロズ | 2B |
2016 | マイク・トラウト | エンゼルス | CF |
2015 | ジョシュ・ドナルドソン | ブルージェイズ | 3B |
2014 | マイク・トラウト | エンゼルス | OF |
2013 | ミゲル・カブレラ | タイガース | 3B |
2012 | ミゲル・カブレラ | タイガース | 3B |
2011 | ジャスティン・バーランダー | タイガース | P |
2010 | ジョシュ・ハッミルトン | レンジャーズ | LF |
2009 | ジョー・マウアー | ツインズ | C |
2008 | ダスティン・ペドロイア | レッドソックス | 2B |
2007 | アレックス・ロドリゲス | ヤンキース | 3B |
2006 | ジャスティン・モーノー | ツインズ | 1B |
2005 | アレックス・ロドリゲス | ヤンキース | 3B |
2004 | ヴラディミール・ゲレーロ | エンゼルス | RF |
2003 | アレックス・ロドリゲス | レンジャーズ | SS |
2002 | ミゲル・テハーダ | アスレチックス | SS |
2001 | イチロー | マリナーズ | RF |
2000 | ジェイソン・ジアンビ | アスレチックス | 1B |
1999 | イヴァン・ロドリゲス | レンジャーズ | C |
1998 | ファン・ゴンザレス | レンジャーズ | OF |
1997 | ケン・グリフィー Jr. | マリナーズ | OF |
1996 | ファン・ゴンザレス | レンジャーズ | OF |
1995 | モー・ヴォーン | レッドソックス | 1B |
1994 | フランク・トーマス | ホワイトソックス | 1B |
1993 | フランク・トーマス | ホワイトソックス | 1B |
1992 | デニス・エッカーズリー | アスレチックス | P |
1991 | カル・リプケン Jr. | オリオールズ | SS |
1990 | リッキー・ヘンダーソン | アスレチックス | OF |
1989 | ロビン・ヤウント | ブリュワーズ | OF |
1988 | ホセ・カンセコ | アスレチックス | OF |
1987 | ジョージ・ベル | ブルージェイズ | OF |
1986 | ロジャー・クレメンス | レッドソックス | P |
1985 | ドン・マッティングリー | ヤンキース | 1B |
1984 | ウィリー・ヘルナンデス | タイガース | P |
1983 | カル・リプケン Jr. | オリオールズ | SS |
1982 | ロビン・ヤウント | ブリュワーズ | SS |
1981 | ロリー・フィンガーズ | ブリュワーズ | P |
1980 | ジョージ・ブレット | ロイヤルズ | 3B |
1979 | ドン・ベイラー | エンゼルス | OF |
1978 | ジム・ライス | レッドソックス | OF |
1977 | ロッド・カルー | ツインズ | 1B |
1976 | サーマン・マンソン | ヤンキース | C |
1975 | フレッド・リン | レッドソックス | OF |
1974 | ジェフ・バローズ | レンジャーズ | OF |
1973 | レジー・ジャクソン | アスレチックス | OF |
1972 | リッチー・アレン | ホワイトソックス | 1B |
1971 | ヴィダ・ブルー | アスレチックス | P |
1970 | ブーグ・パウエル | オリオールズ | 1B |
1969 | ハーモン・キルブルー | ツインズ | 1B |
1968 | デニー・マクレイン | タイガース | P |
1967 | カール・ヤストルゼンスキー | レッドソックス | OF |
1966 | フランク・ロビンソン | オリオールズ | OF |
1965 | ゾイロ・ヴァルサレル | ツインズ | SS |
1964 | ブルックス・ロビンソン | オリオールズ | 3B |
1963 | エルストン・ハワード | ヤンキース | C |
1962 | ミッキー・マントル | ヤンキース | OF |
1961 | ロジャー・マリス | ヤンキース | OF |
1960 | ロジャー・マリス | ヤンキース | OF |
1959 | ネリー・フォックス | ホワイトソックス | 2B |
1958 | ジャッキー・ジェンセン | レッドソックス | OF |
1957 | ミッキー・マントル | ヤンキース | OF |
1956 | ミッキー・マントル | ヤンキース | OF |
1955 | ヨギ・ベラ | ヤンキース | C |
1954 | ヨギ・ベラ | ヤンキース | C |
1953 | アル・ローゼン | インディアンズ | 3B |
1952 | ボビー・シャンツ | フィリーズ | P |
1951 | ヨギ・ベラ | ヤンキース | C |
1950 | フィル・リズト | ヤンキース | SS |
1949 | テッド・ウィリアムズ | レッドソックス | OF |
1948 | ルー・ブードロー | インディアンズ | SS |
1947 | ジョー・ディマジオ | ヤンキース | OF |
1946 | テッド・ウィリアムズ | レッドソックス | OF |
1945 | ハル・ニューハスサー | タイガース | P |
1944 | ハル・ニューハスサー | タイガース | P |
1943 | スパッド・チャンドラー | ヤンキース | P |
1942 | ジョー・ゴードン | ヤンキース | 2B |
1941 | ジョー・ディマジオ | ヤンキース | OF |
1940 | ハンク・グリーンバーグ | タイガース | OF |
1939 | ジョー・ディマジオ | ヤンキース | OF |
1938 | ジミー・フォックス | レッドソックス | 1B |
1937 | チャーリー・ゲーリンガー | タイガース | 2B |
1936 | ルー・ゲーリッグ | ヤンキース | 1B |
1935 | ハンク・グリーンバーグ | タイガース | 1B |
1934 | ミッキー・コクラン | タイガース | C |
1933 | ジミー・フォックス | フィリーズ | 1B |
1932 | ジミー・フォックス | フィリーズ | 1B |
1931 | レフティー・グローヴ | フィリーズ | P |
ナショナル・リーグ歴代MVP
年度 | 選手名 | チーム名 | ポジション |
---|---|---|---|
2024 | 大谷翔平 | ドジャース | DH |
2023 | ロナルド・アクーニャ Jr. | ブレーブス | RF |
2022 | ポール・ゴールドシュミット | カージナルス | 1B |
2021 | ブライス・ハーパー | フィリーズ | OF |
2020 | フレディー・フリーマン | ブレーブス | 1B |
2019 | コディー・ベリンジャー | ドジャース | 1B |
2018 | クリスチャン・イエリッチ | ブリュワーズ | OF |
2017 | ジャンカルロ・スタントン | マーリンズ | RF |
2016 | クリス・ブライアント | カブス | 3B |
2015 | ブライス・ハーパー | ナショナルズ | OF |
2014 | クレイトン・カーショー | ドジャース | P |
2013 | アンドリュー・マカッチン | パイレーツ | CF |
2012 | バスター・ポージー | ジャイアンツ | C |
2011 | ライアン・ブラウン | ブリュワーズ | OF |
2010 | ジョーイ・ヴォット | レッズ | 1B |
2009 | アルバート・プホルズ | カージナルズ | 1B |
2008 | アルバート・プホルズ | カージナルス | 1B |
2007 | ジミー・ロリンズ | フィリーズ | SS |
2006 | ライアン・ハワード | フィリーズ | 1B |
2005 | アルバート・プホルズ | カージナルス | 1B |
2004 | バリー・ボンズ | ジャイアンツ | LF |
2003 | バリー・ボンズ | ジャイアンツ | LF |
2002 | バリー・ボンズ | ジャイアンツ | LF |
2001 | バリー・ボンズ | ジャイアンツ | LF |
2000 | ジェフ・ケント | ジャイアンツ | 2B |
1999 | チッパー・ジョーンズ | ブレーブス | 3B |
1998 | サミー・ソーサ | カブス | OF |
1997 | ラリー・ウォーカー | ロッキーズ | OF |
1996 | ケン・カミニティー | パドレス | 3B |
1995 | バリー・ラーキン | レッズ | SS |
1994 | ジェフ・バグウェル | アストロズ | 1B |
1993 | バリー・ボンズ | ジャイアンツ | OF |
1992 | バリー・ボンズ | パイレーツ | OF |
1991 | テリー・ペンドルトン | ブレーブス | 3B |
1990 | バリー・ボンズ | パイレーツ | OF |
1989 | ケヴィン・ミッチェル | ジャイアンツ | OF |
1988 | カーク・ギブソン | ドジャース | OF |
1987 | アンドレ・ドーソン | カブス | OF |
1986 | マイク・シュミット | フィリーズ | 3B |
1985 | ウィリー・マギー | カージナルズ | OF |
1984 | レイン・サンドバーグ | カブス | 2B |
1983 | デイル・マーフィー | ブレーブス | OF |
1982 | デイル・マーフィー | ブレーブス | OF |
1981 | マイク・シュミット | フィリーズ | 3B |
1980 | マイク・シュミット | フィリーズ | OF |
1979 | キース・ヘルナンデス | カージナルス | 1B |
1979 | ウィリー・スターゲル | パイレーツ | 1B |
1978 | デイヴ・パーカー | パイレーツ | OF |
1977 | ジョージ・フォスター | レッズ | OF |
1976 | ジョー・モーガン | レッズ | 2B |
1975 | ジョー・モーガン | レッズ | 2B |
1974 | スティーヴ・ガーヴィー | ドジャース | 1B |
1973 | ピート・ローズ | レッズ | OF |
1972 | ジョニー・ベンチ | レッズ | C |
1971 | ジョー・トーリ | カージナルス | 3B |
1970 | ジョニー・ベンチ | レッズ | C |
1969 | ウィリー・マコーヴィー | ジャイアンツ | 1B |
1968 | ボブ・ギブソン | カージナルス | P |
1967 | オーランド・セペダ | カージナルス | 1B |
1966 | ロベルト・クレメンテ | パイレーツ | OF |
1965 | ウィリー・メイズ | ジャイアンツ | OF |
1964 | ケン・ボイヤー | カージナルス | 3B |
1963 | サンディー・コウファックス | ドジャース | P |
1962 | モーリー・ウィルズ | ドジャース | SS |
1961 | フランク・ロビンソン | レッズ | OF |
1960 | ディック・グロート | パイレーツ | SS |
1959 | アーニー・バンクス | カブス | SS |
1958 | アーニー・バンクス | カブス | SS |
1957 | ハンク・アーロン | ブルワーズ | OF |
1956 | ドン・ニューコム | ドジャース | P |
1955 | ロイ・キャンパネラ | ドジャース | C |
1954 | ウィリー・メイズ | ジャイアンツ | OF |
1953 | ロイ・キャンパネラ | ドジャース | C |
1952 | ハンク・ソーヤー | カブス | OF |
1951 | ロイ・キャンパネラ | ドジャース | C |
1950 | ジム・コンスタンティ | フィリーズ | P |
1949 | ジャッキー・ロビンソン | ドジャース | 2B |
1948 | スタン・ムシアル | カージナルス | OF |
1947 | ボブ・エリオット | ブレーブス | 3B |
1946 | スタン・ムシアル | カージナルス | 1B |
1945 | フィル・カバレッタ | カブス | 1B |
1944 | マーティー・マリオン | カージナルス | SS |
1943 | スタン・ムシアル | カージナルス | OF |
1942 | モート・クーパー | カージナルス | P |
1941 | ドルフ・キャミリ | ドジャース | 1B |
1940 | フランク・マコーミック | レッズ | 1B |
1939 | バッキー・ウォルターズ | レッズ | P |
1938 | アーニー・ロンバルディ | レッズ | C |
1937 | ジョー・メドウィック | カージナルス | OF |
1936 | カール・ハベル | ジャイアンツ | P |
1935 | ガビー・ハートネット | カブス | C |
1934 | ディジー・ディーン | カージナルス | P |
1933 | カール・ハベル | ジャイアンツ | P |
1932 | チャック・クライン | フィリーズ | OF |
1931 | フランキー・フリッシュ | カージナルス | 2B |
2024年シーズンのリーグMVPはナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手。今季54本塁打、130打点はリーグトップで自身初の“2冠”も達成。両リーグでの本塁打王は史上4人目で、打点王は日本人初。さらにMLB史上初の「50-50」を成し遂げ、チームの4年ぶりワールドシリーズ制覇にも大きく貢献しました。一方、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ選手。今季158試合で打率3割2分2厘、58本塁打、144打点、OPS1.159をマーク。本塁打と打点の2冠に輝き2年ぶり、さらに自身初の満票での受賞となりました。2023年シーズンは44本の本塁打を放ってアジア人として初の本塁打王に輝いた大谷翔平投手(エンゼルス/ア・リーグ)と40本塁打&70盗塁を達成したロナルド・アクーニャ(ブレーブス/ナ・リーグ)が受賞しました。いずれも現在のMLBを代表するスーパースターです。
それ以前のMVP受賞者の顔ぶれももちろん豪華です。MVP受賞者にはマイク・トラウト外野手やアルバート・プホルス内野手らロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平(おおたに しょうへい)投手と一緒にプレーした面々をはじめ、バリー・ボンズ外野手(ピッツバーグ・パイレーツ他)、アレックス・ロドリゲス内野手(テキサス・レンジャーズ他)といったレジェンドも名を連ねています。
また、MLBでは野手がMVPを受賞するのが通例となっています。それは投手版のMVPとも言えるサイ・ヤング賞があるからです。2010年代以降で見ると、投手単体でMVPに輝いたのは2011年のジャスティン・バーランダー投手(デトロイト・タイガース/ア・リーグ)と2014年のクレイトン・カーショー投手(ロサンゼルス・ドジャース/ナ・リーグ)のみとなっています。
日本人受賞者は?
日本人選手ではイチロー外野手と大谷投手のふたりが2023年シーズンまでにMVPを受賞しています。イチロー選手は2000年オフシーズンにポスティングシステムを用いて、オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)から大リーグのシアトル・マリナーズへと移籍。ルーキーイヤーの2001年に打率.350(692打数242安打)、56盗塁の成績を残し首位打者と盗塁王、そしてMVP(ア・リーグ)を同時に受賞しました。これが日本人選手、アジア人選手としては初の快挙でした。
MVPと新人王を同時に受賞したのは1975年のフレッド・リン外野手に次いで史上2人目で、それ以降もいまだに誕生していません。
そのイチロー選手の受賞から20年後となる2021年に大谷選手が日本人選手として2人目となるMVP受賞者となりました。しかも日本人初となる満票での受賞です。ア・リーグにおいて満票での受賞は2014年のトラウト選手以来、史上11人目の偉業。また、投手と指名打者の二刀流としては初の選出でした。大谷選手は2023年に続き、ナ・リーグのドジャースに移籍した2024年も満票でMVPを受賞。DH専任での受賞及び両リーグまたいで「満票」での2年連続受賞。これはMLB史上初の快挙となります。
まとめ
MLBで最高の栄誉であるMVPはボンズ選手やトラウト選手らのレジェンドに加えて、日本人選手でもイチロー選手と大谷選手が受賞しています。これから先の未来で、大谷選手に続く他の日本人選手の受賞に期待がかかります。
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