アーセナル、アルテタ監督のもとでリーグ戦通算200ゴールを達成! レスター戦のマルティネッリの決勝弾で快挙

 アーセナルが、ミケル・アルテタ監督のもとで積み上げたプレミアリーグでのゴール数が「200」に到達した。25日、クラブ公式サイトが伝えている。

 同日、アーセナルはアウェーでレスターと対戦。試合は、後半開始早々にあげたブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリのゴールを最後まで守り切り、“ワン・ニル”(1-0)で勝利。勝負強さを見せ、今節も首位をキープした。

 そして、この試合でマルティネッリがあげたゴールが、アルテタ体制でのリーグ戦200得点目を記録した。これまでにアルテタ監督のもとでは120試合のリーグ戦を戦い、1試合平均の得点数は「1.66」となっている。

 また、アルテタ体制で最も多くの得点をあげたのは、イングランド代表FWブカヨ・サカ。前節のアストン・ヴィラ戦で決めた1点目が、同監督のもとで挙げた通算26点目に。これまで最多タイだった元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン(現チェルシー)の「25」を追い抜き、単独最多に躍り出ている。

 アルテタ監督は2019年12月、アーセナルの指揮官に就任。就任初年度でFAカップを制覇したが、低調な試合成績で苦しんだ時期もあった。しかしながら、積極的な若手の登用、補強の成功もあり、少しずつ復調。そして迎えた今シーズンは、序盤から首位を走り、一度は2位に落ちるも、すぐにマンチェスター・Cからその座を奪い返した。

 苦しい時期を耐え、ついに花開いたアルテタ監督のアーセナル。2023年5月28日、本拠地『エミレーツ・スタジアム』で優勝トロフィーを掲げる姿は、現実のものとなるか。

 なお、アルテタ体制での得点ランキング上位5名は以下の通り(リーグ戦のみ)。

1位:ブカヨ・サカ(イングランド代表FW) 26得点
2位:ピエール・エメリク・オーバメヤン(元ガボン代表FW、現チェルシー/2022年冬まで在籍) 25得点
3位:アレクサンドル・ラカゼット(フランス代表FW、現リヨン/2022年夏まで在籍) 22得点
4位:ガブリエウ・マルティネッリ(ブラジル代表FW) 19得点
5位:マルティン・ウーデゴーア(ノルウェー代表MF) 16得点