【ブンデスリーガ】フライブルク1-1レバークーゼン(日本時間2月26日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
ブンデスリーガ第22節のフライブルクvsレバークーゼンがヨーロッパ・パルク・シュタディオンで行われ、1-1でフライブルクが引き分けた。フライブルクの日本代表、堂安律はこの試合もスタメン出場したものの、前半途中でなんらかの不具合を起こして交代。17試合ぶりのゴールどころか、今後のプレーが心配される事態となった。
4位のフライブルクは10位のレバークーゼンをホームで迎え打った一戦。UEFAチャンピオンズリーグ出場を見据えるフライブルクとしては絶対に勝利が必要ななかで、序盤は相手に押し込まれる場面も目立った。しかも25分に緊急事態が起きてしまう。
ピッチ上で不調を訴えた堂安律がベンチに交代を要求すると、すぐさまロランド・シャッライと入れ替わり、ベンチに下がってしまう。今季、全ての試合でピッチに立ってきただけに、状態が心配される想定外の交代劇となってしまった。
フライブルクは直後の29分、ゴール前でのFKのチャンスを獲得。キッカーを務めたエース、ヴィンチェンツォ・グリフォが右足を振り抜くと、壁を越えて巻きながら落ちるシュートを決めて先制に成功。GKの手が届かない位置へ蹴り込み、ポストをたたきながらGKの背中に当たってネットを揺らしたスーパーFKを披露してみせた。
前半終盤、フライブルクは決定的なピンチを迎えたものの、守護神マルク・フレッケンがシャットアウト。1点をリードしたまま試合を折り返した。
一進一退の攻防が続くなかで迎えた67分、レバークーゼンがチャンスメイク。ペナルティエリアの外から、左のミッチェル・バッカーがタイミングを外すアウトサイドのクロスを送ると、ファーのサルダル・アズムンが左足を振り抜いて同点に追いついた。
勝ち越しを狙うフライブルクは71分、右からのFKのチャンスを獲得。クロスにマティアス・ギンターがヘッドで合わせるも、これはGKルカーシュ・フラデツキーに防がれ、そのこぼれをルーカス・へーラーが頭で押し込むも、左ポストに嫌われる不運な展開。
その後も決定的な場面を作れないまま、試合は1-1で終了。フライブルクは連勝で迎えたホームゲームだったが、CL出場に近づくためになんとしてもほしかった勝ち点3を手にすることができず、さらに途中交代した堂安の状態も心配される結果となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)