野球日本代表「侍ジャパン」の4番が確実視されるヤクルト・村上宗隆内野手が、万全の仕上がりで宮崎キャンプを打ち上げた。村上はキャンプ最終日の最後を締める打撃練習の最終組に登場すると、豪快な柵越えを連発。ラスト3球をすべて柵越えという“3連発締め”を見せると、訪れた観客から大きな拍手が上がった。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)初戦の中国戦を3月9日に控え、侍ジャパンの調整は最終段階に入った。25、26日に行われたソフトバンクとの壮行試合2連戦では無安打に終わった村上だが、この日の打撃練習は心配を吹き飛ばすようにポンポンとスタンドに叩き込む。隣で打っていた西武・山川穂高内野手とともにおもしろいように大きな当たりを量産すると、村上はキャンプを締めくくるようにフリー打撃全体での最後の3球を見事にすべてライトスタンドへ。これが村上流の3本締めだと言わんばかりのバッティングでキャンプ最終日を終えた。
これには打撃投手のボールを受けるキャチャーもミットを叩いて拍手。村上の打球がフェンスを超えるたびに拍手を送っていた観客も、3連発締めには大満足の様子で、村上がフリー打撃を終えるとこの日一番の大きな拍手が球場を包んだ。SNS上でも「村上のバッティング練習エグすぎた」「岡本も山川もすごいけど、やっぱり村上様のフリー打撃は圧巻」といった驚きの声が上がっている。
この後侍ジャパンは3月3日から7日にかけて中日、阪神、オリックスとの強化試合を行い、WBC本戦を迎える。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
侍ジャパン強化試合
ABEMA テレビ朝日系列にて生中継
2.25(土) VS ソフトバンク
3.3(金) VS 中日
3.6(月) VS 阪神