ナビル・フェキル

 ベティスは27日、フランス代表MFナビル・フェキルの負傷について発表した。

 24日に行われたラ・リーガ第23節エルチェ戦に先発出場し、3-2の勝利に貢献したフェキルだったが、試合最終盤に負傷。診断の結果は、左ヒザ前十字じん帯の損傷で、数日後に手術を実施するという。また、同選手はこのケガにより、今季絶望になったことも併せて発表している。

 フェキルにとって、キャリア2度目となる前十字じん帯の負傷。1度目はリヨン在籍時代の2015年夏で、その際は右ヒザ前十字じん帯断裂を負っていた。

 1993年7月18日生まれのフェキルは現在29歳。リヨンの下部組織出身で、2013年夏にトップチームに昇格して以来、クラブのアイコンとして公式戦通算192試合に出場した。2019年からはベティスに活躍の場を移すと、2021-22シーズンのコパ・デル・レイ優勝の立役者に。今シーズンもトップ下を主戦場に、ここまで公式戦20試合に出場し5得点2アシストを記録していた。