ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、28日に行われたセリエA第24節のトリノ戦を振り返った。28日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
直近の公式戦6試合で5勝1分と本来の調子を取り戻しつつある7位ユヴェントスは、9位のトリノを本拠地に迎えた。試合は前半の間で2-2と撃ち合いの展開に。後半も一進一退の攻防が続く中、71分にフェデリコ・キエーザのクロスにグレイソン・ブレーメルがヘディングで合わせて逆転に成功し、続く81分にはアドリアン・ラビオが追加点を決めて試合はそのまま終了。ユヴェントスが4-2で勝利を収めた。
試合後、アッレグリ監督は「選手たちはタフで難しい相手に対して素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたし、当然の勝利だったと思う。避けることができた二つのゴールを許してしまったが、すぐに同点に追いつき、私たちの忍耐力が見れた。それは成熟のしるしだ」と満足感を示した。
また69分に3枚替えを敢行したことについては「フレッシュで様々な特徴を持つ選手が必要だった。(アンヘル・)ディ・マリアを交代させることは良い気分ではなかったが、私たちには多くの試合があるため、彼には休みも必要だ」と説明した。
そしてこの時、ピッチに入ったフランス代表MFポール・ポグバは今季のユヴェントス加入後、初の公式戦出場となった。長らく負傷により戦列を離れていた同選手の復帰についてアッレグリ監督は「戻ってくることをずっと願っていた。とても喜ばしい」と語った。
続けて「忘れてはならないのはこの試合で、(ヴォイチェフ・)シュチェスニーがユーヴェで200試合出場、アレックス・サンドロが300試合出場を達成したことだ。また、(アルカディオシュ・)ミリクや(モイーズ・)キーンが誕生日を迎えるなど、試合に勝ってお祝いすることはたくさんあった」と改めてこの試合での勝利を喜んだ。