フヴィチャ・クヴァラツヘリア

 ナポリは、同クラブに所属するジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアとの契約延長を目指しているようだ。2月28日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 今季のセリエAで首位を独走し、チャンピオンズリーグではクラブ史上初の8強入りに王手をかけたナポリで主役となっているのが、加入1年目ながらここまで公式戦26試合に出場し12得点13アシストを記録しているクヴァラツヘリアだ。ジョージアからやってきた22歳の左ウィンガーは、切れ味鋭いドリブルやシュートセンスを武器に、攻撃を牽引している。

 当然のことながらクヴァラツヘリアに対しては、レアル・マドリードプレミアリーグのトップクラブが関心を示している模様。そんな中でも、ナポリは今シーズン終了後に、新契約締結に向けて同選手と話し合いの場を持つようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、2027年6月30日までの現行契約を1年延長し、年俸は現在の120万ユーロ(1億7000万円)から250万ユーロ(3億6000万円)へと引き上げることを目論んでいると報じている。

 またクヴァラツヘリア自身も、ナポリでの成長を優先したいと考えているという。同選手の代理人を務めるマムカ・ジュゲリ氏は、選手本人の成長に寄り添うことを信条としている人物。そんなビジネス主義とは正反対の代理人を選択していることからも、早急なビッグクラブ移籍を選択する可能性は低いと併せて伝えている。

 快進撃を続ける南イタリアの“アズーリ”で輝きを放ち続けるクヴァラツヘリア。ビッグクラブが、同選手獲得に向けて1億ユーロ(約144億円)近い、破格なオファーを提示してくることは容易に予想されるが、ナポリ首脳は現金化することを考えておらず、契約延長を目指すようだ。

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