リヴァプールのギニア代表MFナビ・ケイタを巡り、ブンデスリーガの2クラブが獲得に興味を示しているようだ。28日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
ケイタは今シーズン限りでリヴァプールとの現行契約が満了予定。延長に関する話し合いは今のところ実施されておらず、このままフリートランスファーでの退団が有力視されている。
報道によると、ケイタはかつてプレーしていたブンデスリーガへの帰還を希望しているとのこと。同選手に対し、ドルトムントと同選手がかつて所属したライプツィヒの2クラブが興味を持っていると伝えられている。
また、『ビルト』の情報によると、ドルトムントは昨年の秋の時点で、2023-24シーズンからのフリー加入を見越して接触していた模様。ライプツィヒも、当初は23年夏の獲得へ向けて動いていたが、冬の市場オープンの間にスペイン代表FWダニ・オルモの負傷離脱が判明した瞬間にケイタ獲得へ動きを見せるなど、興味は強いことがうかがえる。
現在28歳のケイタは、2014年にザルツブルクへと入団。2016年夏にライプツィヒへ加入し、2018年夏にリヴァプールへ移籍した。移籍後は負傷もあり、レギュラー定着はならなかったが、2019-20シーズンのプレミアリーグや昨季のFAカップとカラバオ・カップ優勝などを経験した。今シーズンはリーグ戦で8試合に出場している。
キャリアの分岐点に差し掛かっているケイタ。慣れ親しんだドイツにて、新たな一歩を踏み出すか。