フランクフルトの日本代表MF鎌田大地の2月は、カップ戦の1アシストのみに終わり、サポーターからの風当たりが強くなりつつある。チームも過密日程のなかで公式戦3勝3敗とやや調子を落とした。過熱する移籍報道と浮き沈みの激しかった鎌田の2月を振り返る。
【映像】移籍報道で揺れる鎌田大地 フランフルトにとっても厳しい1カ月
2月5日:ヘルタ戦はらしさ全開のプレーで勝利に貢献
ブンデスリーガで対戦した格下ヘルタ戦は、試合前の予想通りフランクフルトが押し込む展開が続き、鎌田はボランチとしてゲームをコントロールした。普段よりも高いポジションを取り、鋭い縦パスや味方との連携で攻撃の起点となった。特に38分には、サイドに流れて敵を股抜きでいなし、スルーパスを通すという鎌田らしさ全開のプレーで好調をアピールしてみせた。3-0で快勝し、鎌田とフランクフルトは順調な滑り出しを見せていた。