ウクライナ 4人に1人がメンタル危機 「攻撃された時刻が近づくと震えや吐き気」“心の傷”は治るのか

　ウクライナの東部ドネツク州で、戦闘が一段と激しくなっていることを明らかにしたゼレンスキー大統領。ロシア軍による侵攻開始から1年が経ち、懸念されているのが兵士や国民の精神状態だ。
【映像】“これ以上ないほど深刻な心の傷”… 戦況にも影響
　WHO（＝世界保健機関）の欧州部局顧問は、ウクライナの人の4人に1人が深刻な精神状態に陥るリスクにさらされていると指摘。東部・ドニプロの精神科施設では、数百のベッドの半数を軍関係者が占めている状況を目の当たりにし、違法な向精神薬の使用も増加していたという。