ティボー・クルトワ

 レアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトワが、2日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝ファーストレグのバルセロナ戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。

 2013-14シーズン以来となる国王杯優勝を目指すレアル・マドリードは、準決勝でバルセロナと対戦。今季3度目の“エル・クラシコ”となったファーストレグは、レアル・マドリードが不運なオウンゴールで先制点を献上した後、最後まで相手ゴールをこじ開けることができずに、0-1でタイムアップ。『サンティアゴ・ベルナベウ』で痛恨の敗戦を喫している。

 敵でボールを保持する時間を増やしながらも、バルセロナのゴールが遠かったレアル・マドリード。悔しさを滲ませたクルトワは「僕たちはゲームを支配していたけど、彼らはうまくスコアを持ちこたえた。不条理なあの失点は、本当にアンラッキー。ボールを奪われ、(エデル・)ミリトンに当たってネットに突き刺さる…。彼らは勝利したが、その価値はなかったと思う」と率直な心境を吐露した。

 さらに同選手は「チャンスを作り、ゴール前でのフィニッシュに苦戦したよ。ゲームを支配したという点では良いパフォーマンス。ただ、ラストパスの精彩を欠き、ゴールを奪うチャンスを見出だせなかったことも確かだ」と省察しつつ、「彼らの守備は堅く、リーガではほとんど失点していない。とても印象的だね。セカンドレグで勝てるように取り組んでいく」とセカンドレグに向けて決意を示した。

 注目のセカンドレグは4月5日に、『カンプ・ノウ』で開催される。